まんまと
日をあけてしまいました。
忙しかったのではなく、忙しそうなフリに忙しかった。
まず、学会。
行かなくて良かった。お金と時間のムダ使い。
ムダに毎日酒ばかり呑んで終わる。
翌日から、バイト、ヒアリング、ヒアリング、バイト→築地→実家→京都→ヒアリング→バイトで今に至る。
一週間ぶりの我が家だ。
朝一の築地は良かった。
ノリだけで事務所で大富豪をし、夜が明け、築地カーに引かれそうになりながらも、海鮮丼を食べに行った。
魚より男臭かったが、うまかった。
観光客とマグロだらけだ。
その勢いのまま実家に直帰し、七回忌だけ出て、そのまま京都。
みんな相変わらず、忙しそうだったので、フリだけのおーがはまたも居たたまれなかった。
2日で3食ラーメンを制覇したが、明らかにあの頃の感動が薄れている気がした。
天天有をバレないようにこっそり残した自分が信じられなかった。
もうあの頃には戻れない…
ノタニは相変わらず死相が出てた。
盛り盛りのかおり姉さんに、一喝してもらった。
姉さんは来春に来るかもしれないそうだ。
そして今朝、夜行バスから東陽町へ、T社に勢いだけで殴り込んだ。
ら、ヒアリングという名の入社面接となってしまい、
大幅に後悔。舐めすぎた。
打ちひしがれて事務所、それはそれは稀に見る忙しさだった。
臭い、自分が臭い。
つまりなんか、それとなく過ごしていたら、忘れていたことがひとつ…
軽井沢、組んでない…
シキネ!
式根島、最強。
東京都のニューカレドニア!天国に一番近い都内!最寄の天国!
というわけで、夜行船で現実を脱し、1泊3日の逃避旅行から帰ってきました。
もう、夏もオワリです。
竹芝を出発、レインボーブリッジ通過。
夜明け前。ご来光。
8時。ようこそ、式根島へ。
一日目はまず、今回の旅の目的であるダイビングから始まる。
コース料理のメインディッシュが早々に登場してきた感じだ。
さっそく宿にチェックインし、島に4つある海岸のうち、中ノ浦海岸に向かう。
タイミングがいいのか悪いのか、この日は大潮と重なり、完全に潮の引いた状態だった。
どこまでいっても浅い。ただ幸いだったのは、この海岸は島の中でも深くキレイな湾だったことだ。
初ダイビング。
異常な機材の重さに一途の不安を抱えながらも、酸素ボンベの使い方をマスターする。
乾いた空気。体験なので、船で沖まで、というわけにはいかず、岸から徐々にもぐる。
いつの間にか水深5m。奇妙な生物に涌く。
でも、やっぱり潮が引いているので、おもっくそ期待した光景には出会えず…
とりあえず、ライセンスを取ることを心に誓う。
午後もそこでシュノーケル。次の日も朝からお隣の泊海岸でシュノーケル。
前日急ごしらえで購入したシュノーケルグッズGULL CoCo(12,000円相当)をわくわくおろす。
午後になって水嵩も増してきて、午前のあっさり感が嘘のように深くなる。
空中浮遊。てか、阿嘉島のときより全然おる。しかも浜辺の近くまで接近しとる。
あでやかな青魚に、しましま、エメラルド、小魚の大群、夕食のおかず、なんでもありだ。
そして、こいつ。私のCanon IXY Digital10をひ弱に、でもしっかり守るWP-410 DiCAPacα(税込3,980円)
こいつマジすぎょい。最初全く信用できず、傷口を気遣って風呂に入る勢いで水中撮影を試みたが、
こいつのATフィールドは半端ないことに気づき、翌日にはぶら下げて泳ぎまくっていた。
結果的に第3層くらいまでは浸入されたが、最終防衛ライン(ジッパー)は突破されなかった。
最強の拒絶タイプ。コイツは絶大に信頼してよさそうだ。
最終防衛ラインといえば、突破したのは私の方で、泊もそうだが、全ての海岸は湾になっていて、
遊泳可能境界を超えると急に潮が早くなる(らしい)。
調子こいて、ぐいぐい泳いでいると、いつの間にか水深10mくらいのところまで来ていて、
それでもテンション上がってぐいぐい行ったら、境界の浮きをとっくに超えていた。
死ぬかと思った。
慌てて引き返して、ナチュラルに檻の中に戻り、何事もなかったように振舞うが、
やっぱりライフセーバーが飛んできて、怒られた。
こういうヤツがそのうちニュースになるんだよ的な顔で。
でも、海はどこまで行っても海なので仕方ない。
こちらは宿の近くの白石川海岸。と、島で買ったピンクのワンピ(5,000円)。
ちなみに宿は、肥田文(1泊2食付7,500円)こちらの宿でもダイビングができる。御蔵島のイルカツアー。
島には他に、海岸沿いの天然温泉が3ヶ所ある。夕方には観光客で溢れかえるので15時より前に行くべし。
あとはナチュラル!星!自転車!島は端から端まで30分圏内。
スーパー、土産物や、郵便局や銀行、各海岸に海の家、その他もろもろ、これ以上でも以下でもなく程よいアメニティが揃っている。
しかも、新島みたく妙な作り込まれた観光地ではなく、素で田舎なので、かなり落ち着く。客層もしかりだ。
東京からジェット船で2時間半。お金を出せば決して遠くない。
そして、旅の思い出、プライスレス。
次回は小笠原諸島についに上陸か!?
20時間かけて行くらしい。欧州より遠い。
話は変わって、ついにエコハウス本、明日発売。
http://www.open-a.co.jp/2009/08/000102.html
おーがが必死でアップしました。ふー
今日はそのみかんでパパイヤに会いました。さっぱりしてた。
今日から現実だー・・・
結局のところ
ブログは私が書くことになった。
意気揚々と意見を述べておきながらアレだが、
エーの日常を語れるほど、
私は空気を読めていない。
と思うのだが、金曜日から書くことになったので、合わせてご覧頂ければ幸いだ。
さて、今日は朝から地震に飛び起きたのは事務所の4階。
そこから始発で成田空港に向かった。
研究室のゴッドが、ついに国に帰ってしまうからだ。
ゴッドを見送りに80分電車に乗り、30分の別れを惜しみ、あとは小学生の社会科見学だ。
成田を出たのは10時。滞在時間は3時間。2時半の見学コース。
それから外苑前まで、完成見学会に託つけたアポ取り。
そして自主的にバイトに行き、最近滅多に会えないボスを待ち、打ち合わせして、せっかく来たのだからとちょっと仕事をしてたら、ボス駄弁りに巻き込まれ、終電の終電。
月曜に0に戻ったヒアリング項目を明日までに再構築し、
明日先生の許可をなんとしても得て、その勢いでみかんに送信。
そして20時に渋谷で事務所の人らとエヴァ…
帰ってきたらヒアリングの嵐。
そして、学会。
帰ってきたらヒアリングの嵐。
当初見込み、9月で論文終了予定。
…なにかが狂い始めた。
ブログ戦略
まあ、大きい企業でもないし、
小さい組織ほど、顧客との親近感が最大のメリットなわけで。
その親近感をどうやって出すか。
そんなわけでエーのブログ再編計画が始まったわけですが。
まあ考えてみると、建築アトリエ系のHPは数多く見てきたが、
決まって体裁は「作品集」と「主宰がいかにすばらしいか」です。
アトリエ=トップダウン型組織の等式が、ほぼ成り立ってしまう業界の中で、
そこで働く「スタッフ」に焦点を当てるものは少ない。
現に、スタッフブログなるものはほとんど存在せず、
あっても中身は雑誌掲載やらオープンハウス告知やら、Newsである。
なにを隠そう、エーのHPは現状それなのだが。
だが、実際、クライアントに対峙するのは十中八九スタッフなわけだ。
クライアントのみならず、就職を希望する学生や中途枠の社会人も、だ。
それらの人々にとって大事な情報は、
「主宰がいかにすばらしいか」より「スタッフの人間性」や「会社の雰囲気」なのだ。
これを考えるに、建築アトリエのHPというのは、実に人間味がない。
これは勝手な妄想だが、「アトリエ」に敷居の高さを感じている人は多いのではないだろうか?
才能やセンスにずば抜けた集団、悠々自適、好き者、こだわり性、変わり者、とっつきにくさ・・・
まさに私が、エーに当初そんなイメージを抱いていたのだ。
でもまあ、身の回りにいるのは、普通の人たち(とは言ってはいけない気がする)
エーはことさらに、ボスのいう「庶民育ち」、よく言えば、身近な存在。
他のアトリエがどうか知らんが、少なからずエーはそれを売りにすべきなのだ。
シンプル解を求める設計思想や実験的であろうとする姿勢からして。
趣味・趣向・性格・思想・生き方・日常・非日常・知識・知恵・センス etc.
ブログというツールはその人を理解するに必要な情報を一発で表現できてしまう。
そして、文章がその人の人間性を率直に表すこともしかりだが、
書き手にとっては、日頃言葉にせず溜め込んでいるうっぷんたちを整理し、消化する、
あるいは、どっかどうかで役に立ったり、社会へのメッセージを秘めていたりする。
設計思想うんぬんかんぬんを語るより、より身近で具体的なのだ。
というのは、半ば夢物語で、
実際、誰が書くのか、ホントに書くのか、続くのか、リアリティを持って考えると実に遂行困難な命題である。
習慣化、業務化、インセンティブ/罰則制、当番制、システム化、人的制御、もろもろ達成するプロセスを考えてはいるが、
見て楽しい、書いて楽しい、そんなおちゃめなブログを構築するには、どうしたらよいものか。
とまあ、性格や仕事状況を考慮しつつ、ゼロから人のマネジメントにトライしていくのは楽しいです。
あきらめず、キレず、あらゆる状況を想定し、予めシナリオを組んでおく、あとは地道な努力。これに尽きる。
前に褒められた?一言。
「おーがさん、仕事の出し方うまいよね。最後にちゃんと逃げ道を残しておいてくれてる。」
最近、分かったこと。
逃げ道は用意しちゃダメ。みんな逃げる。逃げないように道をつくることが重要。
一番下っ端の立場で、これからどうやってコントロールできるようになるのか。
いつか、できるようになったあかつきには、本出そーと。