「まいっか」

金曜の晩に突然Mちこ家にお邪魔をすることになり(Mちこありがとう)、

翌日そのまま優雅に、かつガッツリ銀座でランチをし、

Baば家オープンハウスのため房総に向かう途中―


甘かった。

銀座から東京駅京葉線ホームまで激走した。
が10分では辿りつけず、結局1時間足止めを食らった。

まいっかと思い、行き当たりでウニキュロで服買ってトイレで着替えていたら、

「大丈夫ですかー?」

と何度もノックされ、出ると長蛇の列ができていた・・・
申し訳なさすぎて、化粧もしたかったがそそくさとホームに向かう。

まあ電車に乗ればファンデ塗るくらいのタイミングはあるだろう



しかし甘かった。

電車で偶然、事務所の人と遭遇し、同じく1時間遅刻なわけで、
ほっとしたが、化粧するチャンスはめっきり失ってしまった。
仕事ではないので化粧はいっかと思いつつ、
仕事ではないが待ち合わせの時間に遅刻する者が結局3名もいる
この事務所の体質に、なぜかすごい運命的なモノを感じずにはいられない。



到着すると予定通りBBQが始まっており、予想外に繁盛していた。


完全に飯を食ってて遅れたとは言えない。


完成形。白い!            


クリハラハルミっぽい 


こんなところに





Baば家次男


事務所の人々


おいちーのー?



このムスコがクセモノである。
さんまの入った発泡スチロールの箱は完全に彼のテリトリーで、七輪が空くとすぐさま新しいさんまを乗っける。
このさんま奉行のおかげで、嫌というほどさんまを食べさせてもらった。

「いらっさいわっさーい」

と、どこで習ったかしれない言葉で商売人の片鱗を覗かせた。


このムスコを笑わせようとしても、おーがの毒舌は全く理解されない。
下手を打てば泣かせてしまうかもしれない、と・・・
どうもバーバルコミュニケーションでの接触は自分は苦手だと分かったが、
キラキラした目でカメラを見つめたので、与えてみたら興味はさんまからカメラに注がれた。

電池の寿命が切れるまで写真を撮り続け、

気がつくと訳の分からないピンボケから、子供とは思えないベストアングルなモノまで、データだけが大量に残っていた。

そうやって遊んでる間に、彼のおトイレにも付き添い、初めてその気のない男のズボンを下す羽目になった。



まず難しいと思うのは、子供には何が理解できて何が理解できないかが分からないことだ。

カメラが使えない理由を電池切れと説明しても、まず電池切れをどう説明すればいいか分からない。

それに窮するうちに、カメラに棒をツッコンで、ネジを巻くような仕草をしていた。

「ネジを巻く」=「また動く」というアナログ発想に、どうしたらデジタルを伝えられるのか、余計に悩んだ。

そうするうちに、Baばさんの「まいっか」が乗り移ったムスコの興味は牡蠣に移った。

なるほど、100%を伝えて諦めさせるより、興味の的を変えさせればいいのだ。



と全て理屈っぽく考えてるうちは子供は苦手だと思った。



衝突事故が多発した、目に見えないガラス窓。



なんだかなー、Baばさんは子供と同じ目線で話ができていいなぁと思ったが、
Baばさん自身がそもそも子供並みの好奇心で突き動かされているから、
とも思い始めた。

だからおーがが老衰してるように見えるのかもしれない。


うーん、妙に納得。
そういえばおーがはこういう好奇心の塊みたいな人間に弱いのかもしれない。

なんで今までBaばさんに憧れているのか考えていたが、それは案外単純で、
好奇心に突き動かされ、かつ人の都合なんか関係なく巻き込める力
があるからだと思った。

これは理屈じゃ語れない。





なんつって。
これが自己分析?

シュウカツどーしよー